プロフィール

舘そらみ -Date Sorami-

脚本家・舞台演出家・各種執筆・ロボット企画・WSファシリテーターなど。

神奈川県生まれ、幼少期よりトルコとコスタ・リカで暮らす。
戦争が身近な地域に育ったり親友の父親が殺されたことなどからあれ?戦争めっちゃ嫌じゃない?の初期衝動から「政治家になりたい」と夢を追い出す。中学校時には選挙事務所で手伝いをはじめ、高校時代には学生秘書として活動を始めた。
「いい政治家になるためには、色んな世界を知らねば」と、一生懸命グレたり、年齢詐称してキャバクラで働いたりホストクラブで夜な夜な潰れたりと、しているうちに、
人間や世界観察があまりにも好きになり演劇を作り出す。
因みに演劇をやりだした場所は慶應義塾大学といういわゆるエリート校だが、心底合わなく、入学以来定期券を買うことは一度も無かった。なのになぜ入学したかというと「日本で一番政治家を輩出しているから」という非常に芯の通った理由である。受験勉強をしたかというと、本当に一切していなく、当時は「一度覚えたことは忘れない」という今の私からすると垂涎ものの才能を持っていたため、なんだか受かってしまった。

大学時代に「いい政治家になるためには、色んな世界を知らねば(2回目)」とバックパッカーとして世界一周。各地で住み込みで働きながら回る、なんとも若々しい旅であった。因みに、その後「吐くほどに眠る」という作品のチラシにした裸体は、この旅の間にアメリカでヌードモデルをした時のものである。
紛争地や貧困地を長めに回った後に仏教寺で修行をしてしまったため、完全に「命、それだけでありがたい」という境地に陥ってしまい、「政治家?そんなものはやめましょう。なんなら、全ての欲を捨てましょう」という境地になりその後引きこもる。せっかく慶應義塾大学を卒業したのに引きこもる。

その後、イラクに病院を建てる会社に就職し「国際協力するぞ!」と命を燃やしたのに、たったの1年で退職。劇団ガレキの太鼓を立ち上げると共に劇団青年団に入る。脚本家・演出家として、とにかく作品を作り公演を重ねる。

突然どっぷり、生活の全てが演劇となる。
それから、ずっとそんな生活である。
色んなことがあったが、その間のことを書くのは疲れてしまった。
ある時新聞に載った劇評(演劇作品の評論)では、私の作品は「徹底して無責任で刹那的」と評された。きっとそんな作品を作っていたんだろう。

現在は、テレビドラマを書いたり映画を書いたりコラムを書いたりしながら、演劇もほそぼそと作っている。ロボットのセリフを書くことで人間の生活を豊かにする、なんて豪語してるし、
youtubeやポッドキャストなどで発信することも面白い。
各地の小中高校でWSをする日々は、思ってもみないほどの“社会の一員である”という感覚もくれるし、子供と接し何か動機を渡していくのは得意なのだろうと思っている。

ここ4年くらい、家に住むのをやめて各地を転々としているが、そんな生活も非常に性に合っている。
死ぬまで何かを生み出していきたいし、生み出し続けたいとマックスで思い続けられる自分でいるためにどうしたらいいか、そんなことばかりを考えている。
私はどんな人間なんだろう。うっすらと気づき始めてる気はするが、決して言葉に出したくないし規定もしたくない。
あなたに、どんな人間と思ってもらえるかが楽しみです。
ホームページなんて作って、自分のことをこんな風に書くなんて、どうにもナルシスティックで座りが悪いのですが、ここをきっかけとして、これから、私とあなたの関係が、始まることを願います。

テーマは愛と平和、そして酒。根本思想はロックンロール。
新しいこと、やっていきましょう。
新しいとは、世の中にとって新しいもの、ということではありません。
私にとって新しく、そして、それは、快感を伴うこと。
それは、この世界と繋がった上で、達成されるものです。

2020年 舘そらみ

Copyright© 舘そらみ , 2020 All Rights Reserved.